薔薇の名前〈下〉
エーコが見事に展開するこの作品で言いたい事は世界というのはとある規則と法則によって成立しておりその鍵が分かれば解けない物は無い。しかし世界という物を既に出来上がった物として認識する多くの人間はいつの......
薔薇の名前〈上〉
もう語り尽くされているので、簡潔に。
何度読んでも面白い本、というのは実に貴重だ。そうそうめぐり合えるものではない。読む年齢によって、知識が増える分、また感想も違ってくるが、面白いことには変わり......
猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
クスリと笑いながら、身につまされる…少々(かなり?)キツめにスパイスを効かせた、大人向けのスウィーツ詰合せ、といったところか。
荒唐無稽というか奇想天外というか…豊かな想像力と、自由自在なナンセ......
インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
だいぶ前に初めて読んだ時は、
謎めいた暗示やイメージに満ちてはいるものの、
思わせぶりなだけでとくに何かが起こるというわけでもない、
短くて軽い小説としか思わなかったような覚えがあるが、
今回、何度......
見えない都市 (河出文庫)
散文詩と都市論の融合したような小説です。
マルコ・ポーロは過去・未来・現在に浮かんでは消えていく諸都市の見聞をフビライ汗に語ります。
マルコ・ポーロとフビライ汗の対話によって枠物語となっていますが......
レ・コスミコミケ ハヤカワepi文庫
まったく持って個人的な話。『月ってのは、地球の双子なの』とか言う言葉を聞くと虫酸が走ってしまう。『星の光って、今から何百年も前のものが地球に降り注いで・・・』気味が悪いと、そう思ってしまう人間です......
不在の騎士 (河出文庫)
いかにも奇想天外な話であり、コミカルですらありますが、深い意味が隠されています。意志で存在する、透明の騎士。存在しているのか、存在していないのか自分でもわからない愚者。
存在しているくせに、しょちゅ......
むずかしい愛 (岩波文庫)
イタリア文学の巨匠カルヴィーノのさまざまな人々の折々の人生を綴った連作短篇集。本書には、タイトルに込められた微妙なニュアンスで愛について、時にユーモラスに、或いは哀感を込めて表現された全部で12の短......
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)
「薔薇の名前」がとても好きなので、文庫化された時にすぐに買って読み始めた物の・・・とても読みにくかったです。
理由はただ一つ、訳が問題なのです。
他の方もレビューに書かれていますが、普通ならあり得な......
柔かい月 (河出文庫)
復刊前はプレミア価格で取引されていた幻の名作。
まずイタロ・カルヴィーノはイタリアの前衛作家であり、イタリアの教科書にも
掲載されるなど国民的な作家です。
カルヴィーノの特徴として前衛的な小説、そ......
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)
本作は神秘主義やオカルト学に単純に怖いものみたさや興味本位で手を出す人には向いていない。作中でふんだんに語られる、その手の話は面白いのだが、作者が言おうとしている事はそういう物は全て幻だという事なの......
デカメロン〈上〉 (講談社文芸文庫)
14世紀中頃、フィレンツェで流行したペストから身を守るため、近郊の別荘に避難した高貴な男女10名が、一夜に全員一話づつ合計100の秘話を語るという体裁の作品。この「百物語」を「デカメロン」と呼ぶらし......
宿命の交わる城 (河出文庫)
イタロ・カルビィーノのずば抜けた筆致がわかる一冊です。タロットカードから連想した物語は、リアルと同時にこの世のものではない、怪しい雰囲気をかもし出しています。イタリアにはさまざまな職人がいて、すばら......
周期律―元素追想 (プラネタリークラシクス)
私はレーヴィの著書を邦訳されていれば,ほぼ全て読んでおりますが,中でも,本書が一番印象に残っています。 一般的には本書は,レーヴィの著書の中で,それほど注目されているものではありません。本書より......
沈黙の音楽
『沈黙の音楽』を読み終えてから、CDから流れるアンドレア・ボチェッリの声が、より近くから聞こえてくるようになった感じがします。 主人公「アモス」の成長と成功を得るまでの物語の中で描かれた、いくつか......
チポリーノの冒険 (岩波少年文庫 (2050))
チポリーノは貧乏な家に生まれたけれど、とても賢くって優しい男の子。みんなチポリーノが大好きで、チポリーノを信頼しきっています。こんな友達がいたら毎日とっても楽しくって充実しているだろうなあ。この本は......
新訳 ピノッキオの冒険 (角川文庫)
子供の頃、ディズニーのピノキオの話がとても好きでした。大人になり、イタリアのCarlo Collodi著の作品と知り、日本語訳されたこの本を読みました。話が少し残酷だと感じるところもありますが、ピノ......
ある家族の会話 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
第二次世界大戦前後を背景にしてユダヤ系イタリア人一家の歴史をたどった作品。
会話と行動描写のみで淡々と描かれているにもかかわらず、行間から湧き出ている怒りや悲しみに心を動かされる。
最後の章の、すべ......
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
やっぱりおもしろかったです。
この世界は目に浮かぶようで、自分の目の前にその世界が広がるようで、いつもわくわくさせてくれます。
前の巻とのつながりもおもしろく、ちょっとした著者のジョークやいたずらも......
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
最終巻の一歩手前。
ヴォルデモート卿の復活が公にされ、世界の状況はますます暗くなりますが、
この巻では、ハリーの物語は学校内に戻り、たんたんと進んでいきます。
薬学の授業でハリーがハーマイオニーを......
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
いままでほんの何冊か経営の本を読みましたが、
論理や方法+実例みたいな本が多い中で
ザ・ゴールは小説仕立てで読みやすくとても分かり易かったです。
面白くって2日位で一気に読んでしまいました。
現場で......
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
文句なし、クリスティの最高傑作。
「アクロイド」や「オリエント急行」は正直ズルイと思うが、本作は、とにかくわけわからないまま、圧倒的なサスペンスで最後まで引っ張ってゆく。動機の「いくらなんでも」ぶり......
チーズはどこへ消えた?
変化に対応する能力が必要であること。
当たり前かもしれませんし、自分でも分かっているつもりでしたが、
改めて読むことにより再認識させられました。
内容も分かりやすく読みやすかったです。読者がチーズを......
ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
やっと読めました、この本。
野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』は文体が読みにくく、3年もかかって読めなかったのだが、これは一気に読んで2日で読めた。さすがは村上春樹、米語翻訳うまいなー。
という......
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
一つの小石が、大波を立てるような。まるで魔法のように状況が変わっていく。
解決の連鎖が一つの常識を変えてしまう。
前書とはまた違った、よりファンタスチックになっている。1が素晴らしく良かったので、2......
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
世界中に魔法大国、イギリスを知らしめた、その「ハリー・ポッター」シリーズは、今でも衝撃的なものです。特に、第一弾の「賢者の石」はかなりの思い出があり、夏休みの中学校の読書感想文として、何日間もかけ......
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
やはり面白いです。
作者は嫌な奴書かせるとほんとにうまい。
アンブリッジの嫌な奴っぷりはすごい。
そんなアンブリッジに対抗してくハリーの反骨精神にあっぱれといいたい。
15歳のハリーと周りの友達の成......
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。
屋敷しもべ妖精ドビー、空飛ぶフォード、ギルデロイ・ロックハート、秘密の部屋など、
新キャラクターや、新アイテム、新設定が目白押しです。
ダイアゴン横丁での買い物な......
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
古典SFとして名高い小説ですが、どうやら、読む人によって着眼点が変わってくるような気がして面白く感じています。
自分は、この作品を読んで、夢の詰まったお話だなと思いました。というのは、こんなことでき......
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
なんといっても、アズカバンの囚人では、
脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。
もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。
それと、後半でハリーの......
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
なにしろ80年前の小説です。村上さんはよく「翻訳の賞味期限」をいい、現代語で訳文を書くことに努力され、本書も、たとえば会話で語り手が相槌をうつ場合「そうなんだ」と訳す箇所がありますが肯定文なのか相槌......
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)
作者の意図が最後の方までハッキリしないので、
様々な場面にどのような意味があるのか良く分からず、
フラストレーションが溜まります。
随分ともったいを付けた割には、落ちが弱いと感じました。
それと、......
星を継ぐもの (創元SF文庫)
ハードSFでありながら、生物学やら言語学やらいろいろな要素を詰め込んで
これだけ破綻の無いミステリを作り出すとは!
謎を一つ解決したと思ったら、また新たな謎が現れ、謎が謎を呼び…
最後の解決では凄い......
ハリー・ポッターと賢者の石(携帯版)
世界中に魔法大国、イギリスを知らしめた、その「ハリー・ポッター」シリーズは、今でも衝撃的なものです。特に、第一弾の「賢者の石」はかなりの思い出があり、夏休みの中学校の読書感想文として、何日間もかけ......
ハリー・ポッターと秘密の部屋 携帯版
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。
屋敷しもべ妖精ドビー、空飛ぶフォード、ギルデロイ・ロックハート、秘密の部屋など、
新キャラクターや、新アイテム、新設定が目白押しです。
ダイアゴン横丁での買い物な......
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版
なんといっても、アズカバンの囚人では、
脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。
もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。
それと、後半でハリーの......
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版
4巻から上下巻なんですよね。
4巻は、楽しい中にも、ヒタヒタと迫る「あの人」の影がちらついて
だんだんストーリーに暗い部分が濃くなってきます。
リータ・スキーターの嫌味っぷりにはうんざりしました、
......
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
「アルジャーノンに花束を」という小説の題名は知っていましたが、このような哲学的な内容の作品だとは思いませんでした。医療や科学が障害者に何ができるのか。障害持つものの苦悩は本人しかわかりませんし、本人......
虹の戦士
字が大きめなのでけっこう読みやすい本だと思います。
まあ私は読書好きなので一気に読んでしまいました。話の内容はシンプルでも深いというところでしょうか。 いろいろ思うことはあります。 あとがきも良く日......
カレワラ物語―フィンランドの国民叙事詩
民族叙事詩『カレワラ』小説化したものです。 韻文が苦手な人にとってカレワラ・ワールドを理解するのに 最適な本が出版されたと言えます。 個人的に、「クッレルボ」の話は散文化されてもまた和訳されても ......
マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集
1000年近い古代のウェールズ人たちが感じた世界であろうイメージが鮮明に伝わるすばらしい物語です。野蛮な世界観をイメージしていましたが、マビノギオンを読んで大きくイメージが変わりました。むしろ、無機......
古代エジプト 愛の歌―古代エジプト語 ヒエログリフからの邦訳 (Yaroku books)
今から3千年も前の古代エジプトに、こんなに甘くてせつない愛の歌があったのかと、感動! 特に、最初の『上の空』は、あくる朝、出て行こうとする恋人をなじる少女の姿が目の前に見えてきそうな珠玉の一篇です......
ほんとうの空色 (岩波少年文庫)
私の大好きな本です。
昔ハードカバーで持っていましたが親が勝手に人にあげてしまいました。
そのときの物と訳者は同じですがイラストが違ってがっかりしました。あのイラストに夢を馳せたのですが。あのイラス......
ジャンピング・マウス
ネイティブアメリカンに関して殆ど知識がなかったのですが、その叡智に驚きました。また本を読む時も再掲のストーリー部分を先に読んだから本章を読んだ方がいいかなと思います。友人にはそのように勧めています。......
マビノギオン―ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版
中世ウェールズの物語をシャーロット・ゲストが英訳したものの和訳です。
形式的には短編物語集のようになっています。
本の最初におさめられている4編のマビノギは、魔法なども出てきて、
さながら北欧神話の......
夢宮殿 (海外文学セレクション)
(ネタバレを含むので、未読の方はお気をつけください) 国家が夢を管理する、というアイデアがいい。そんなことあるわけ…と言いかけて、止まってしまう。…あるかもしれない。どこか遠い国でならあるかもしれな......
マミー
明るくて切なくて涙が流れました。生きていくのがどんなに厳しくても家族の愛があれば人はみんな頑張っていける。この本を読んで、明日はきっといい日になると思いました。大丈夫だよ、ママ。ぼくがいるから。」子......
オンネリとアンネリのおうち
なんとも可愛らしくファンシーなお話でした。
仲良しの二人は、ひょんなことから二人だけのおうちを手に入れます。
女の子が二人で住むためにつくられたそのおうちは、バラが咲く素敵なお庭に可愛いお洋服にお人......
牧場の少女カトリ
世界名作劇場『牧場の少女カトリ』の原作である。 結論を先に述べれば、アニメ版「カトリ」を観た方にとって 原作「カトリ」は拍子抜けするかもしれない。 拍子抜けする理由は二点ほどある。 原作の中の登場......
マイホーム
これほどまでに、現代のフィンランドが描写された作品はなかった。家庭戦線に生きる主夫の姿、そしてふとしたことで妻に暴力を振るてしまった夫の葛藤。そこから得られたものは、余りにも狂気に満ちた主人公の行動......
魔術師のたいこ
ファンタジーが大好きなので、まずタイトルが目にとまり、サーメ人の民話というのでさらに興味をひかれ、装幀も素敵だったので、ぜひ読んでみたいと手にとりました。
サーメ人というのは、ラップランドの先住民......
運命ではなく
読後、これほどの解放感を味わわせてくれた作品は初めてです。それは強制収容所から故郷に戻った主人公の「運命とは僕たち自身なのだ」という言葉に象徴される神なき時代の希望がこの著に溢れているからだと思い......
図説 フィンランドの文学―叙事詩『カレワラ』から現代文学まで
フィンランド文学の概略史です。 入門書のように感じました。 一連の流れが理解できます。 そして文学が社会に大きな影響を与えてきたことも分かります。 フィンランドの文学に興味を持った方、初歩から始め......
狂人の太鼓
表紙に「木版画による小説」と紹介されているので画集と勘違いすることは無いだろうが、パッと見は片面印刷の版画集のおもむき。
場面解説や会話文などは一切無い。文字らしきものは画中の書籍や手紙のなかに彫......
マンガ菜根譚・世説新語の思想 (講談社+α文庫)
文庫本なので制約があるのだろうが
文字が小さくて読みづらいですね
絵は簡略化されたキャラクターで
余白もあるのだから
文字の大きさやフォントなど
より読み易くする工夫の余地が
あったように思います......
阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊) (岩波文庫)
去年、魯迅公園だとか魯迅博物館に行って以来、
読まなきゃと思っていた魯迅。
国慶節で日本に帰ったときに、ヨメが買ってきていました。
魯迅の最初の作品集である『吶喊』(とっかん)をそのまま
再現した......
活きる
激動する中国社会、襲い来る自然災害、相次ぐ家族の死。その中で主人公は、決して人生から逃げず、ただ活きようとします。その強さに魅かれる作品です。 余華の作品には、多くの死が描かれています。ホラー的な......
阿Q正伝・藤野先生 (講談社文芸文庫)
以前、別の文庫でも読みましたが、
やっぱり藤野先生も読んでおかなきゃと思って、
買ってあったもの。
今回の出張で読みました。
岩波文庫が『吶喊』の構成そのままなのに対して、
講談社文芸文庫は第一小......
射雕英雄伝〈5〉サマルカンドの攻防
敦盛じゃないですが、この小説のラストもそんな感じです。
亡くなるのは主人公じゃないですがね。
TV版ではラストの意味合いがイマイチ理解に苦しみましたが、TV版よりも分かりやすかったかと思います。功成......
射雕英雄伝〈4〉雲南大理の帝王
そんな訳で物語も佳境に向け、着々と進んでいきます。
TV版のオープニングで気になった、あのシーンもこの巻です。
どんなって?全真七子がバッと振り向いて、一人の強敵(この人が一番好きなキャラでした。。......
三国志の英傑たち (時代小説文庫)
北方さんの武将に対する思いや、
好みなどが書かれており、北方さんの「三国志」読まれた方には、
裏話的な感覚で読むことができる。
...
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (3) (徳間文庫)
金庸小説の中でも「イカレたオッサン」が大挙して出てくるのがこの作品。中でもこの巻はそんなオッサン達のイカレ度が炸裂!愛娘に愛甥っ子、愛弟子に愛義弟思いのいかれたオッサン達が、互いの迷惑顧みず吼えるは......
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (2) (徳間文庫)
ドラマの放送やDVDなどにあわせて、ついに文庫化!(ちょっと遅いですが)ハードカバーに手が出なかった人は、ぜひこの機会に入手してください。2巻になってやっと本格的に主人公である郭靖と黄蓉のカップルが......
封神演義〈中〉 (講談社文庫)
中巻では、西岐の姫昌の息子・姫発が、周の武王として殷を倒すために朝歌に向けて進軍します。
仙道側の戦いは、太公望とその仲間たち・十二大仙 VS 朝歌(王朝)軍の太師聞仲+四聖+魔家四将+十天君が激突......
封神演義〈上〉 (講談社文庫)
WJ同名マンガのもとになった本です。
マンガに面影あんまりないけどww。
訳本は偕成社版→完訳→これ、という順番で読みました。
はじめは安能版オリジナルの設定とアレンジによる完訳等とのかなり?の違......
碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)
金庸作品の中でも最強に近い袁承志が縦横無尽の大活躍をす最終巻。最強の宿敵との決着。そして大団円。碧血剣は明末清初という歴史背景を持っているが、この作品はほとんどそれを意識する必要がない。中国史の難し......
封神演義〈下〉 (講談社文庫)
仙界・人界入り乱れての大激戦。
封神台に多くの仙人、武将、文官の魂魄が飛びます。
最後に封神されて神となった人(?)のリストが出てきて
感無量。
いやーくこんなにたくさん封神したなぁ、またそれをよく......
碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)
金庸さんはさしずめ、中国の山田風太郎だろうか。 歴史を織り交ぜつつ、架空の主人公たちは大立回り!! 活劇であり、歴史ものでもある! カンフーの原点がここにあるんでしょうね。...
神〓剣侠〈1〉忘れがたみ (徳間文庫)
CS放送でドラマを見ていて、ついつい原作に手を出してしまいました。
が、TVでは端折られていた人間関係などがよく解り、また飽きることなく
一気に5巻まで読み終えました。フィクションと、史実の蒙古侵攻......
神〓剣侠〈5〉めぐり逢い (徳間文庫)
読み進むにつれてこの5巻・・・。笑うしかなくなってきちゃって。(^^;)
ハッピーエンドは好きですけど。
でもこんなに何もかも無理やりな展開でなくても〜〜〜!!!!!
と、冷や汗をかいてしまいました......
三国志人物事典
この本は、三国志に登場する全人物を詳しく解説してある事典です。
三国志には、1000人を超える登場人物や同姓同名の登場人物などが登場するため、覚えるだけでも大変です。
そこでこの本には、出てきた人物......
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)
金庸と言わず、あらゆる武侠小説全体の代表作として一冊挙げるとしたらこの話でしょうね。「武功(技)」の充実と多彩さ、歴史的題材を取り入れた壮大な構成、人間が良く描けており、存分に感情移入が出来る事.......
聊斎志異〈下〉 (岩波文庫)
下巻では、美女との恋物語で秀逸な作品が多く集められています。中でも「牡丹と耐冬」「書中の美女」「月宮の人」「玉帝の娘」などは、中国ならではの情緒があります。個人的には「牡丹と耐冬」が好きです。花好き......
星の王子さま (新潮文庫)
読み易い訳が素敵。
28歳にして初めて読んだのだが、最初の感想は、子供が読んで理解できるのであろうかという点。
「目に見えない、けれど大切なこと」は、何となく解っていてもおいそれと口にできるほど確か......
異邦人 (新潮文庫)
アルジェリアで暮らすムルソーという青年が、フラフラとしてしまうような暑さの中、正当防衛とも言えなくはない状況の下(対決といったほうがいいか)で、友人を狙うアラビア人を殺害する。
その裁判で、唯一の......
人間の土地 (新潮文庫)
10年前に読んだら意味がよくわからなかったけど、今なら十分理解できます。聖書が「book of books」といわれることも納得ですね。内容については他のレビュアーの方が書かれている通り、素晴らしい......
星の王子さま―オリジナル版
私はこの本をたぶん学生の頃(中学生か高校生のとき)に買ったんだと思います。先日実家に帰省したときにすることもなく暇で、実家の本棚に置きっぱなしになっていたこの本を「確かつまんなくって・・最後までよん......
夜間飛行 (新潮文庫)
以前から愛読していた本でしたがもう一回読み直してみて、この人の気高さに
心を打たれました。死をかけて、恐れを知らないように夜間の飛行の任務
を遂行する飛行士達。それを支える支配人のリヴエール。まるで......
十五少年漂流記 (新潮文庫)
★4.5個
序章からいきなり読者の興味をそそり、そのまま最後まで全く飽きさせることのない素晴らしいエンターテインメントぶり。
現代の一般知識からしてみればおかしな内容もあるのだが、百年以上も昔に......
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
第二次世界大戦のさなか、都市から田舎の小村に疎開した双子の男の子が、祖母である老婆と暮らすことになる。そして老婆と子供の心の交流が始まる、などというありがちな展開は全くなく、双子は性悪の老婆に奴隷の......
海底二万里 (創元SF文庫)
小学生の頃に読み耽ったものである。
最近読み返して見ると この本は小学生には難しい事が良くわかった。確かに潜水艦で世界の海を渡り歩くという話は 小学生にも十分面白いのだが それは舞台設定だけの......
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)
日本では「巌窟王」の名で知られる「モンテクリスト伯」。多くの人に知られる究極の復讐劇。
その魅力は、何といってもモンテクリスト伯の人柄にあります。想像を絶する圧倒的な財力に泰然自若とした態度......
O嬢の物語 (河出文庫)
最近、この翻訳作業の大半が、故矢川澄子氏の手になるものという事実が判明した。すばらしい訳文である。著者が誰かということもずっと謎に包まれていたが、その問題も解決した今、改めてこの書の真の価値が問われ......
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)
前巻の最後でダンテスは、ここから先は冷酷な復讐の鬼「モンテクリスト伯爵」と、なることを誓うわけですが、この巻はそこから数年後、伯爵がゆっくりと復讐の準備を行い、周囲のヒトにはそのような気配も見せず、......
モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)
この巻では、ダンテスがいよいよ、財宝の眠る島「モンテ・クリスト」島に到達し、財宝を発見。メルセデスはじめ、父親の消息、そして自らを牢に追いやった者がだれかを実際に確認し、恩ある人々に報恩をいたします......
モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)
この巻では、伯爵が復讐へむけて、着々と準備を進める様子が語られます。新たに登場する人物たちは伯爵の復讐とどのように結びつくのか?オートイユの邸宅での晩餐会に出席したヴィルフォールはそこで何を感じたの......
モンテ・クリスト伯〈5〉 (岩波文庫)
この巻でやっと、モンテクリスト伯爵(ダンテス)とメルセデスとの会話が行われます。伯爵は当然、自ら名を明かすことはしませんが、2人の会話中にける心の奥を考えると、感動的でつらいシーンです。勿論、その間......
モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)
先程7巻を読み終えまして、興奮して眠れずにいます(笑)エディターレビューにもあるように、確かに『出来すぎ』な所もあった(というか、出来すぎだ)けれど、小説なんてみんなそんなもんでしょう。その出来すぎ......
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
著者の前作「悪童日記」の結末の直後から始まる正に続編。訪る人も限られた活気のない国境の町で、淡く静かな物語が綴られていきます。
戦争は終ったが結局支配者が入れ替わっただけ、さらに混乱期にあった密か......
ためらい (集英社文庫)
何もしてないからといって、何も起こっていないのかといったらそうではない。何をためらっているのか、それはよく判らないのだけれど、ためらっているということは判る、このためらいだけが判ればいいのだと思う。......
第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)
悪童日記、ふたりの証拠と読んできて、この2作だけでも相当衝撃的だったのに、
まだ続編があるなんてどうなるのだろうと、読み始めた。
最初から、ずっと頭の中はクエスチョンマークでいっぱいになる。
えっ、......
モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)
この巻でじっくりと時間をかけて読者を巻き込んできた物語は一気にクライマックスへ向けて走り出します。アンドレアの罠にはめられ、モンテクリスト伯爵邸へ乗り込んだカドルッス。彼は死に際して、何を見、何を考......
赤と黒 (上) (新潮文庫)
大傑作!この説を読むと、やれ芥川賞だ〜、やれ直木賞だ〜などと言っている今の作家の小説など読む必要がないことがよくわかる。登場人物の心理がAからBに変化するとき、その間の過程が10段階あるとすると、ス......
神曲〈1〉地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
言わずと知れたダンテ作『神曲』。本文庫はその第一部となる地獄編である。
物語の筋としては、森に迷ったダンテがウェルギリウスをガイドに地獄を見て回り、今後煉獄と天国へも行く予定、
というただそれだけの......
神曲〈2〉煉獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
地獄とは打って変わって、煉獄の旅の幕開きはのどかである。山裾では窪地に花が咲き、生前、敵対した者同士が共に息子の不肖を嘆き、歌を唱和する光景も見られる。 が、ペテロの門に至るや状況は一転、浄罪の行......
神曲〈3〉天国篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
あらゆるスピリチュアルな本をよみ瞑想や祈りを続け、それでも愛ってなに?神って何?とまだ自分が2つに分かれていたときに読み、ようやく自分がひとつになれた本でした。天国編は、私の場合ですが、涙がとまりま......
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
紀元前のギリシアを舞台にしているにもかかわらずほとんど違和感なく楽しめる。ただ,オデュッセイアの不在中にペネロペイアの求婚者たちがオデュッセイアの家でさんざん飲み食いするという状況がなぜ発生するのか......
イソップ寓話集 (岩波文庫)
現代を生きる私たちにも、充分に当てはまる人生の教訓が寓話を通して書かれています。
全部で471の寓話が収録されており、中には似たような話もいくつかありますが、
1つ1つのストーリーは、長いものでも6......
ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)
紀元前のギリシアを舞台にしているにもかかわらずほとんど違和感なく楽しめる。ただ,オデュッセイアの不在中にペネロペイアの求婚者たちがオデュッセイアの家でさんざん飲み食いするという状況がなぜ発生するのか......
イリアス〈上〉 (岩波文庫)
文学全集の第1巻はホメロスであることが多いが、現在の文学という概念で捉えられない幅広さがある、と思う。トロイア戦争の最後の数十日に的を絞って画き切った戦記だが、シュリーマンが実際にあったのだと信じて......
オイディプス王 (岩波文庫)
『アンティゴネー』同様、本作でも「自然法と人為法」というモティ−フが顔を出すが(49頁)、本作の妙は何と云っても作劇術にあり、結了まで読む者を引っ張る作品そのものの力(全編に漲る緊張感)が素晴らしい......
神曲 上 岩波文庫 赤 701-1
無信仰、色欲、暴食、過度の蓄え、浪費、憤怒、異端、殺傷、侮辱、汚職、偽善、詐欺、裏切り。ダンテが、十の地獄と各々の罪で堕ちた人々を巡り歩きます。キリスト教の倫理観を知ると同時に、色々な文学に登場す......
神曲 中 岩波文庫 赤 701-2
無信仰、色欲、暴食、過度の蓄え、浪費、憤怒、異端、殺傷、侮辱、汚職、偽善、詐欺、裏切り。ダンテが、十の地獄と各々の罪で堕ちた人々を巡り歩きます。キリスト教の倫理観を知ると同時に、色々な文学に登場す......
オウィディウス 変身物語〈上〉 (岩波文庫)
ギリシャ・ローマ神話のなかから、変身にかかわる部分をより抜くようにしてつくった、オウィディウスの『変身物語』。海外文学を専攻する人ならば必読の詩人のひとりである。それを、簡潔な和訳で読めるのだから便......
オイディプス王・アンティゴネ (新潮文庫)
昔、安く済ませようと思って買ったらガッカリしました。
ギリシャ語原典からの訳は、どちらも岩波文庫から出ています。
まあ訳としては悪くないですけど、重訳は重訳ですし
そろそろ原典訳に切り替えて欲しいも......
神統記 (岩波文庫 赤 107-1)
ホメロスの『イリアス』『オデュッセイア』と並ぶギリシア神話最古の原典です。ホメロスが英雄物語を語るのに対し、ヘシオドスは『神統記』の名の通り、神々の系譜を整理して、詩的に述べることに重点を置いてい......
ホメロスを楽しむために (新潮文庫)
シンプルかつスパイスのきいた本。時々著者のエピソードや、解釈なども読み取れてとても楽しい。時間を忘れ、一日で読みきってしまいました。こういう類の本は教科書的になりがちですが、気取らず、古典に愛のある......
オウィディウス 変身物語〈下〉 (岩波文庫)
ギリシャ・ローマ神話のなかから、変身にかかわる部分をより抜くようにしてつくった、オウィディウスの『変身物語』。海外文学を専攻する人ならば必読の詩人のひとりである。それを、簡潔な和訳で読めるのだから便......
ギリシア悲劇 (1) (ちくま文庫)
ゼウスと激突する「縛られたプロメテウス」、神話でなく当時の逸話を題材にした「ペルシア人」、完全な形で現存する唯一の三部作形式のギリシア悲劇「オレステイア」、オイディプスの説話から題材を得た「テーバイ......
インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
だいぶ前に初めて読んだ時は、
謎めいた暗示やイメージに満ちてはいるものの、
思わせぶりなだけでとくに何かが起こるというわけでもない、
短くて軽い小説としか思わなかったような覚えがあるが、
今回、何度......
ルバイヤート (ワイド版 岩波文庫)
11世紀のペルシアの詩。
作者のハイヤームは、その時代を代表する学者。数学、天文学、医学、歴史学、哲学を極めたと言われている。「ペルシアのレオナルド・ダビンチ」という人もいる。
酒を愛した高貴な......
マハーバーラタ ナラ王物語―ダマヤンティー姫の数奇な生涯 (岩波文庫)
古典というととっつきにくい印象があるけれど、そんな心配は杞憂でした。
マハーバーラタの中で、最も切ない愛の物語と言われているらしい、この作品は、恋愛物語としてさらっと読めました。
後ろに、訳注や、解......
金素雲『朝鮮詩集』の世界―祖国喪失者の詩心 (中公新書)
朝鮮の戦前の詩の世界を紹介すると共に、言語的には非常によく似ていながら逐語訳しても詩としての良さが必ずしも伝わらないという二言語間の翻訳の問題にも切り込んでいる。一部原文も引用されているので語学力が......
サキャ格言集 (岩波文庫)
岩波文庫は、他では読めない古典の宝庫として知られています。
そのなかでも、13世紀チベットの格言詩を集成した本書は異色な存在といえるでしょう。
モンゴルでは学校の教科書にも使われているほど大衆......
マハーバーラタ―インド千夜一夜物語 (光文社新書)
マハーバーラタはインドの大叙事詩で、全てを読むことは当然
たいへんな作業である。
そこで私は、本書の著者が厳選した16編を読んでみることにした。
著者はマハーバーラタの翻訳において第一人者である。
......
タイ現代文学案内―変動する社会と文学者たち
タイ文学の黎明期から特に現代について、著者長年の研究・翻訳活動に由来する薀蓄にもとづいた説明を読むことができます。著者はタイの多くの作家と親交を結び、面識があるので、それだけそれぞれの作家に関する記......
原典訳 マハーバーラタ〈7〉第7巻 (ちくま学芸文庫)
古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』が、ついに上村勝彦氏の優れた翻訳で読めるようになりました。 複雑な構成と様々な挿話や伝説の組み込まれた此の大作は、出来れば時間のある若い時期に読んでおいて頂き......
インド夜想曲
アントニオ・タブッキの代表作の一つ。行方不明の男を探す主人公の幻想的な旅の物語。独特の世界観の中に、知らず知らず自分も旅人としていざなわれ、迷い込んでしまう。インドの実在の場所、ホテルなどが登場する......
原典訳マハーバーラタ〈1〉第1巻(1‐138章) (ちくま学芸文庫)
インドの豊穣な想像力が織り成した、神話と伝説の一大叙事詩『マハーバーラタ』。紡がれるのは宇宙の開闢、聖なる系譜、飛び交う呪術、大いなる殺戮、秘めた官能の歓び――悪魔と神、神と人、人と人との絢爛豪華......
原典訳マハーバーラタ〈8〉 (ちくま学芸文庫)
本書は全11巻の予定で刊行されていたが、翻訳者が逝去されたため8巻で終わっている。
インドの叙事詩マハーバーラタが日本語ですべて読めなくなり残念である。...
踊るマハーバーラタ 愚かで愛しい物語 (光文社新書)
そのスジでは、超古代の核戦争を綴った大叙事詩ともいわれる『マハーバーラタ』。
モヘンジョダロから出土するガラス状の固形物はこの核戦争での熱で石が変質した
もの、と考えられている(そうです)???。
......
図説 アラビアンナイト (ふくろうの本/世界の文化)
物語の紹介はあっさり軽め。”アラビアンナイトの成立の歴史”がとても興味深かったです。イスラム社会で成立したお話にもかかわらず、男勝りだったり、したたかな女性が多いことが意外で嬉しく思います。カラーイ......
民話で知る韓国 (生活人新書)
朝鮮の民話にでてくる妖怪や動物は大和とは一寸違います。でも良く似たものも少なくありません。また、大和に比べ、血の濃さを重んじ、親族で濃密な付き合いをし、母親と息子の絆もかなり強い。朝鮮の一昔前の暮ら......
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
レビューに触発されて買ってしまいましたが、なるほどこれは確かにすごい。
文学、音楽、絵画、映画、建築…とあらゆる芸術体系がありますが、この作品は「文学が可能な芸術表現の極み」に達しています。文学って......
アミ 小さな宇宙人
星5つでは足りません!おとぎ話のように書かれていますが、事実だと思います。この本を読んでから私達よりも進化された愛情あふれる宇宙人の存在を確信する事が出来ました。それに、この本を読んでいたのでアセン......
コレラの時代の愛 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1985))
「51年9ヶ月と4日、男は女を待ち続けていた・・・。」
こんなキャッチ・コピーが踊っている本を手にした。
そこに書かれていたのは、「永遠の愛」とも言うべきもの。
それは、ファンタジーの世界と......
もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)
アミ・・・の本は実はある興味深い人のブログで紹介されていて知りました。
この人が読んで感激するなら・・・と期待して読んでみたのです。
さくらももこさんの挿絵だったのできっと子供向けのファンタジーなん......
伝奇集 (岩波文庫)
何度となく読み返した短編集。今までにこれだけ私に影響を
与えた小説はあったかろうか?
この小説は未来をも予見した1冊とも言えます。
「バベルの図書館」は現在Googleが行なっているミリオンズ
ブ......
Good Luck
遅ればせながら読みました。
…………絶句です。何でこれで感動できるんですか?
幸運のチャンスは万人に平等に与えられている。
幸運を掴むには、運任せではダメであり、
来るべき時に備えて努力して準備し......
アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて (徳間文庫)
この3日間で「アミ」の3冊のお話を一気に読みました。とても幸せな3日間でした。
みなさんにもこのあたたかな想いを味わってほしいと思います。
ちなみに・・・
ハッピーエンドですよ^^なかな......
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
南米の熱帯を思わせる濃密な文章。最終章に殺人の場面をもってくる構成。すべての物語が殺人へ向かって進んでいく。皆が顔見知りである、狭い地域でおこった殺人事件の記録。
舞台もそうであるが、筆力も熱い。物......
エレンディラ (ちくま文庫)
凄い小説。既に映画(1983)化されている。VHSも以前売られていたが、いまや中古品も見つからない。最近、蜷川の舞台も上演され話題にもなったのに、あの幻想的な美しい映画がDVD化されないのは、何故だ......
ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)
騎士道物語への熱狂の果て、ついに遍歴の旅へと飛び出した男の記録。
この男にかかれば、貧弱なロバはたちまち稀代の名馬へと生まれ変わり、風車は巨悪の
象徴に……。この物語を単なる珍道中と読み解くのは......
もどってきたアミ―小さな宇宙人
私は、何を思ったかこの「もどってきたアミ」から読んだ。
子供向けのスピリチュアリズムの本かと思いきや、ターゲットは大人だと思う。子供も読めなくはないが、子供にとっては少し難しすぎる内容だと思う。
......
アミ3度の約束―愛はすべてをこえて
まず、このページに運良く訪問されたあなた!
1巻2巻は読みましたか?
読んでなければ即購入しましょう。
(今は文庫本が出てますから、そちらの方がお得ですよ)
著者のエンリケ・バリオスさんが描......
ドン・キホーテ〈前篇2〉 (岩波文庫)
騎士道物語への熱狂の果て、ついに遍歴の旅へと飛び出した男の記録。
この男にかかれば、貧弱なロバはたちまち稀代の名馬へと生まれ変わり、風車は巨悪の
象徴に……。この物語を単なる珍道中と読み解くのは......
ドン・キホーテ〈前篇3〉 (岩波文庫)
ちくま新書版で挫折してしまった「ドン・キホーテ」。この岩波文庫版は読みやすくて、まあ膨大な本なので、まだ読了しているわけではないですが、暇な時に手にとっては爆笑しています。それにしてもドストエフスキ......
風の影〈上〉 (集英社文庫)
もし「ミステリー」という触れ込みがなかったら、多分この作品は読まなかったでしょう。
(単純に、ミステリー好きというだけですが)
出版社の思惑に、まんまと乗せられたわけです。
それでも、上巻で挫折す......
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)
自分が何者で何の為に地球に生まれ、何の為に生きるのかを、子供向けに平易に分かりやすく書いた本です。
これを読んだ後では、地球の為に何か奉仕がしたくなってしまいます。
個人的には、この手の本ではかなり......
ドン・キホーテ〈後篇2〉 (岩波文庫)
ドン・キホーテが狂気から正気に戻ってしまうとひどくさびしいだろうと思っていたが、読み終えればそうしたさびしさはなく、ほっとためいきをついて本を閉じた。ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ、そしてサンチョも......
ドン・キホーテ〈後篇1〉 (岩波文庫)
ドン・キホーテが狂気から正気に戻ってしまうとひどくさびしいだろうと思っていたが、読み終えればそうしたさびしさはなく、ほっとためいきをついて本を閉じた。ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ、そしてサンチョも......
風の影〈下〉 (集英社文庫)
2006年7月に日本版はリリース。既に37カ国で翻訳出版されていて、スペインの現代小説では史上空前のロング・セラーになっている。
作者のカルロス・ルイス・サフォンは1964年バルセロナ生まれ。勤め......
ドン・キホーテ〈後篇3〉 (岩波文庫)
ドン・キホーテが狂気から正気に戻ってしまうとひどくさびしいだろうと思っていたが、読み終えればそうしたさびしさはなく、ほっとためいきをついて本を閉じた。ドン・キホーテ・デ・ラマンチ、そしてサンチョもほ......
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
文体は饒舌で情緒的、観念的。登場人物は歓喜し絶望し冷笑し絶叫する。その感情の起伏はジェットコースターのよう。
あらすじ的には父親殺しを巡る推理劇と言えなくもない。しかし、メインプロットとはどうみて......
イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
「おい、赤軍水兵諸君、がんばれよ、外は絶対零下三十度だぞ!」「こんな日が、彼の刑期のはじめから終わりまでに、三千六百五十三日あった。閏年のために、三日のおまけがついたのだ...」。
旧ソ連の田舎の......
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
フェラポント神父に始まり、スメルジャコフやスネギリョフ大尉などカラマーゾフを固める役者達が続々登場する。エピソードを通じて詳細な人物像が浮かび上がる。でもこの時点では、これが後半どのようなことに結......
罪と罰〈上〉 (岩波文庫)
すべての人間が、「凡人」と「非凡人」にわかれる・・・凡人は、服従を旨として
・・・非凡人は、・・・かってに・・・を越える権利を持っている。
『ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ』、どこか親近感......
罪と罰〈中〉 (岩波文庫)
ポンポン話が進んでいく。
おもしろい。
見ていて(読んでいて)非常におもしろく
すぐに残りのページが無くなっていきます。
ドゥーニャとラズミーヒンが恋に落ちるの
かと思いましたが、勘違いでした。
......
罪と罰〈下〉 (岩波文庫)
主人公ラスコリニーコフは、自惚れやで執念深く、ヒポコンデリーの症状のある男であり、
自分自身そのことに気づきながらも、自分には「しらみ」のような他の人間にはない「人間」
たる何か(例えば、世の立法......
カラマーゾフの兄弟 下 新潮文庫 ト 1-11
ドスト氏は、期待していた。アリョーシャがキリストの似姿として読者に読まれることを。私のおぼろな記憶が確かならば、物語の最後のほうで、アリョーシャが子供たちに囲まれて、何か語る場面があったはずだ。そ......
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)
中巻は、おおきくわけて二部ある。一つは、ゾンマ長老の死にあたって苦悩するアリョーシャ、そして二つ目は、ドミトリーの破局(完全にそうなのかは下巻を読まないとわからないが)である。
ゾンマ長老の死に......
カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9
今、この小説の5度目の再読中。世界の文学作品中、真に読み継がれていくべき名作の1つであり、途中で止めるにしても、まずは読み始めてみることをお勧めします。読み進める中で、魅力的な登場人物達の各シーンで......
白痴 (上巻) (新潮文庫)
この小説は、ぺテルブルグに向かふ鉄道の場面から始まる。トルストイの『アンナ・カレーニナ』においても、アンナとヴロンスキーが出会ったのは駅であったが、この小説も、登場人物たちは、鉄道を介して出会ふ。......
白痴 (下巻) (新潮文庫)
正直に言って、この小説の登場人物の心理には、幾ら読み返しても分からない部分が残る。先ず、ムイシュキンがナスターシャとアグラーヤに対して抱く感情は、一体何なのか?(恋愛感情でない事は確かである。)そ......
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)
こんなにも間違いだらけの本をよく作れたもの。ドフトエフスキーが泣きますよ。
これから読むなら、絶対他の人の訳をお勧めします。作者は人を殺したことがあるんじゃないかというくらいに殺人者の心理描写がリア......
罪と罰 (下巻) (新潮文庫)
こんなにも間違いだらけの本をよく作れたもの。ドフトエフスキーが泣きますよ。
これから読むなら、絶対他の人の訳をお勧めします。作者は人を殺したことがあるんじゃないかというくらいに殺人者の心理描写がリア......
悪霊 (下巻) (新潮文庫)
ひとつすっきりしたこと!それはヴィスコンティの怪作【地獄に堕ちた勇者ども】の中でも特に奇怪な、H・バーガー扮する主人公と少女の挿話の、元ネタがこの「悪霊」の最後の「スタヴローギンの告白」だったこと!......
悪霊 (上巻) (新潮文庫)
下巻をまだ読んでいない、すなわち、今後の展開をまったく知らないという状態でこのレビューを書いています。
・・・・・・・・・・・難しい!
上巻は下巻のための基礎工事という位置付けなのか、正直、読みにく......
アンナ・カレーニナ (上巻) (新潮文庫)
20代の農村復興・農民啓蒙の実践とその失敗、貧しい人々を意識して日常の
平易な言葉で書いた壮年期の民話、このことからトルストイは農村農民の安定こそが
全てといってもよい程の農村復興論者であり、その思......
アンナ・カレーニナ (中巻) (新潮文庫)
読み始めてから読み終わるまで半年かかってしまった。上中下合わせて1600ページを超える大作。トルストイが5年の歳月をかけて何度も書き直したという、「戦争と平和」と両翼を担う作品。この作品の登場人物の......
アンナ・カレーニナ (下巻) (新潮文庫)
大著ですが、戦争と平和ほどには登場人物は多くないので読みやすい小説です。恋愛と主人公の行く末が大きな柱ですので、読者としては誰と誰が結婚するのか、主人公は幸せになるのか不幸に終わるのかが大きな関心と......
戦争と平和 (2) (新潮文庫)
この、新潮文庫の『戦争と平和』第2巻は、1806年の初めに、ニコライ・ロストフが休で家に帰る場面から始まる。そして、ピエールとドーロホフの決闘、アンドレイ公爵が妻と死別する悲劇と、劇的な展開に突入......
地下室の手記 (新潮文庫)
笑えるなどと書くと、 「なぁに言ってんだこのクソ馬鹿め!」 とあるいは思われるかもしれないが、いや実際笑えるからすごい。笑えるところがすごい。 これが何一つも笑える要素のない、ごく一般的な真面目腐り......
モモ (岩波少年文庫(127))
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテ......
車輪の下 (新潮文庫)
この話を読む前、何故タイトルが車輪の下なんだろうと思っていた。
読了後、それが分かった気がする。
ハンスは車輪の一点であり、車輪は回転し上へ昇っていく。
頂点かその付近でハイルナーと出会い、周囲の大......
変身 (新潮文庫)
こんな小説があったなんて、衝撃でした。
「ある朝、グレゴール・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変っているのを発見した。」
という出だし。
出だ......
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
本書は、人びとから「人間らしい時間」を盗んでいく時間どろぼうから時間を取り返してくれた女の子、「モモ」の話である。対象年齢は小学5, 6年以上。児童書ではあるが、大人が読んでも読み応えがある。いや......
車輪の下 (集英社文庫)
皆から優等生と言われ、家族のみならず町の期待を背負い、期待に応えるべく努力してきた少年ハンス。純粋の塊であった少年が挫折、失望、戸惑いの中で現実を目の当たりにし、新しい世界に身を置く決意をした矢先の......
シッダールタ (新潮文庫)
朝日新聞(7.9.03 夕刊)で作家の吉岡忍が『今の日本は「自分以外はみんなバカ」という考えが支配している』と書いていた。みんな他者を批判してばかりいる。批判するだけでなく、そこからどうしていくか......
はてしない物語 (下) (岩波少年文庫 (502))
読めば読むほど深く惹きこまれる作品です。
奥が深く、重厚で、感動できる。読み終えた時に満足できる。
これから先どれだけ新しいファンタジー作品が出てきても、霞むことのない絶対的な素晴らしさを持つ作品。......
大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))
子供にあげようと思って買いましたが、
自分が読み出してしまいました。
子供のときもおもしろいと思ったけれど、
やっぱりおもしろい!
この訳がまたいいんですよね〜
ヒゲで覆われた顔にかぎ鼻で怪しげな男......
はてしない物語
この本を初めて手にしたのは、夜逃げした家の改装工事現場でした。
ホコリだらけの古い家具やベッド、その家に住んでた子の卒業証書、かび臭い空気。
そこに一冊、光を放つようにあったのがこの本です。
持って......
はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))
読んでいただければ理解できると思いますが、装丁も含めた本全体がひとつの作品なので(岩波のハードカバー版の装丁は原書の装丁よりも良い出来です)、ソフトカバーでなおかつ分冊になっちゃってるこの本はあまり......
デミアン (新潮文庫)
青春期の価値観の揺らぎを書き出した力作。
己の内に深く没入していながらも、外から見た自己も捨てきれず悩む主人公シンクレールに自分の姿を投影する人は沢山いると思います。涙も笑いもありませんが、読......
ちいさなちいさな王様
子供の頃は誰もが知っていた想像することの楽しさやすばらしさを、ちいさなちいさな王様はもう一度思い出させてくれます。成長っていったいなんでしょうか。
大人になるって、どういう事なのでしょうか。
そ......
城 (新潮文庫)
測量士としての仕事の依頼で村に招かれたKであったが、どうしても目的地の「城」にはたどり着けない。
異邦人であるKは村の中では、測量士という「職業」のアイデンティティーしか持ち得ない。彼は「測量士だか......
大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (2))
おおどろぼうホッツェンプロッツのシリーズは、名古屋のメルヘンハウスの配本できました。
面白いので、もう数冊買うことになりました。
今日まで、ドイツのお話とは気にしたことがありませんでした。
小学校......
鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)
普通の面白いファンタジー。
あまり、気負わないで読んでみるといいですよ。 世界レベルのファンタジーの傑作です。山尾悠子が好き、あるいは、押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」が好き......
知と愛 (新潮文庫)
「ナルチスとゴルトムント」という原題を持つこの作品の中で、神学者であり知を象徴するナルチスという修道士と、愛を求めて遍歴する、放蕩息子のような修道士ゴルトムントの2人を対比しつつ、《デジタルとアナ......
飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)
mocoさんのレビュー(2007/9/12「翻訳が特殊です」)に驚いた。「訳者が足した説明」があるから、というのが理由らしい。
そこで、光文社文庫と、もっとも信頼できる版の原書と、mocoさんおすす......
完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)
どうせ読むなら初版本の訳じゃなきゃなあ、なぜってグリムが初版に手を入れて決定版に至るまでに、例えば「母親」を「継母」に書き換えたとなると、どうしても洗練される前の初版に触れてみたいと思った。そこで他......
朗読者 (新潮文庫)
読んで不愉快になりました。問題は文章量や時代背景の説明の有無ではないのです。対象とどれだけ真剣に向き合っているかなのです。この作者の書き振りからは誠実さがまるで感じられません。些細な事柄を扱った作品......
大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (3))
おおどろぼうなのに憎めないホッツェンプロッツ。
子供の楽しい気持ちを増やしてくれます。
今日まで、ドイツの話とは知りませんでした。
ホッツェンプロッツのシリーズは、メルヘンハウスの配本で知知りました......
おおすめサイト
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